人材サービス

「働いて、働いて、働いて、働く」ではありませんが、残業時間が再び増えているように感じます。

昨今は残業の多い職場は敬遠され、「仕事と生活の調和」が重視されてきました。

しかし、人手不足や仕入れの高騰が続く製造業（高生産性分野）では、現場で働く方にとって残業が収入を増やす絶好の機会になるのかもしれません。

体調に気をつけながら、無理のない範囲で頑張ってください。

ここ10年程、最低賃金は毎年3〜4%程度上がり続けています。現在は、平均賃金も同程度上昇させる動きが広まっています。

生産性が向上しているかは定かではありませんが、活発な転職市場がその一つと言えるでしょう。スキルがなければ転職は難しいですが、外国人の方にとっては日本語が上達するだけでも可能性が広がります。

ぜひ、今以上に日本語力を高めて、より良い機会をつかんでください。

最近、続けて自動車事故の報告がありました。

どちらも大事には至らない追突事故で、相手方の保険で処理できたと聞いています。

以前は就業先から任意保険を確認されることが多かったのですが、最近は求められなくなっているようです。

いざという時、自分や相手を守るために欠かせないものなので、任意保険は必ず加入してください。

今後も安全運転をお願いします。

日本の生産性は長らく低いと言われてきましたが、近年は徐々に改善されつつあるようです。

特に、労働人口の約7割を占めるサービス系の生産性は、アメリカの6割程度とされており、この分野の改善余地が大きいと、ヘッジファンドのあるコンサルタントが述べていました。

ということは生産性が比較的高いとされる製造系のみなさんにおいては、当面大幅な賃金の上昇は難しいかもしれませんね。

外国人スタッフとの会話です。

「なぜ、職場では先輩・後輩の上下関係がはっきりしているの？」

「そうですよね、日本ではいまでも年功序列という考え方があり、先に入職した人を敬う文化が残っています。多民族国家が多い海外とは少し異なるかもしれません。」

「じゃあ、外国人が増えているので今後は実力や成果で評価される職場に変わっていく可能性もありますよね。」

するどい！

渡辺努氏の著書に日本の賃金が長年停滞したのは、日本企業が中国製品との価格競争に対抗するため、労働組合との「裏合意」のもとで賃金据え置きを自主的に続けてきたことが一因と記述されていました。

現在は政府主導のもと企業・労組が連携し賃上げを進めいていますが、派遣スタッフの皆さんが実際にその変化を感じられるようになるには半年前の発言を撤回し、もう少し時間がかかるのではないでしょうか。