言いたくない
日本の生産性は長らく低いと言われてきましたが、近年は徐々に改善されつつあるようです。
特に、労働人口の約7割を占めるサービス系の生産性は、アメリカの6割程度とされており、この分野の改善余地が大きいと、ヘッジファンドのあるコンサルタントが述べていました。
ということは生産性が比較的高いとされる製造系のみなさんにおいては、当面大幅な賃金の上昇は難しいかもしれませんね。
日本の生産性は長らく低いと言われてきましたが、近年は徐々に改善されつつあるようです。
特に、労働人口の約7割を占めるサービス系の生産性は、アメリカの6割程度とされており、この分野の改善余地が大きいと、ヘッジファンドのあるコンサルタントが述べていました。
ということは生産性が比較的高いとされる製造系のみなさんにおいては、当面大幅な賃金の上昇は難しいかもしれませんね。
外国人スタッフとの会話です。
「なぜ、職場では先輩・後輩の上下関係がはっきりしているの?」
「そうですよね、日本ではいまでも年功序列という考え方があり、先に入職した人を敬う文化が残っています。多民族国家が多い海外とは少し異なるかもしれません。」
「じゃあ、外国人が増えているので今後は実力や成果で評価される職場に変わっていく可能性もありますよね。」
するどい!
渡辺努氏の著書に日本の賃金が長年停滞したのは、日本企業が中国製品との価格競争に対抗するため、労働組合との「裏合意」のもとで賃金据え置きを自主的に続けてきたことが一因と記述されていました。
現在は政府主導のもと企業・労組が連携し賃上げを進めいていますが、派遣スタッフの皆さんが実際にその変化を感じられるようになるには半年前の発言を撤回し、もう少し時間がかかるのではないでしょうか。
以前この欄で、会社からの要望で改善点を正直に伝えたところ、会社から冷たい視線を向けられて、悩んでいるスタッフのことを紹介しました。
アーレントの著書に「真実を語る者は社会から排除され、嘘を語る者が受け入れられる」という趣旨の言葉が書かれていました。
職場でも自分の意見を伝える際に、七〜八分目程度にとどめておくことが、うまくやっていくコツのような気がします。
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